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「串揚げ」とは、お肉だけでなく、様々な素材を調理したものに串を刺して、揚げるお料理です。

六波羅 青山では、日々厳選した素材を仕入れ、おばんざいのように京風の味付けに調理し、それを串揚げにしています。
その素材は多種多様。
定番から珍しいものまで、色々な串揚げをご提供しています。

今回はそんな六波羅 青山の串揚げの中から、千葉県のブランド豚『恋する豚』を使った「豚肉の串揚げ」をご紹介します。

串揚げは牛だけではない、旨みがぎゅっと閉じ込められた豚肉の串揚げ

串揚げといえば”牛肉”だ、という方が多いかも知れません。
大阪の串カツも、もともとは牛肉に串を刺して揚げたものが基本です。(他のお肉もありますが)

それでも今日、串揚げが皆が知るメジャーな食べ物になった中で、豚肉の串揚げも、よくオーダーされる人気のメニューです。

もちろん、六波羅 青山の豚肉串揚げも、人気上位の串揚げのひとつです。

サクッと揚がった豚肉は、かじるとフワッと口の中でほどけるような柔らかな食感で、ジューシーな味わいが魅力です。

千葉県のブランド豚『恋する豚』を使用しています

そんな六波羅 青山の豚肉串揚げは、千葉県のブランド豚である『恋する豚』を使用しています。

『恋する豚』

日本全国ブランド豚はたくさんありますが、なかなか珍しいネーミングではないでしょうか。
その名前は、「豚に恋する」ではなく、「豚が恋する」というコンセプトが由来になっているようです。

豚が恋するとは、どういうことでしょうか?

答えは豚との向き合い方と、育て方。
品種は一般的な三元豚ですが、美味しい豚肉には、品種という物理的なものだけでなく、その環境や育て方がとても重要だという考え方です。

恋する豚は、1つの農場だけで育てられており、他の生産農場を増やすつもりがないということで、そのおかげで、こじんまりと、じっくり、愛情をかけて豚と向き合って育てることができるのだそうです。
そして生産者、加工者、販売者が皆顔の見える距離で日々地道にやりとりと改善をしながら、豚も恋をしてしまうほど、丁寧に育てられている、というコンセプトなのだそうです。

とにかく一頭一頭を丁寧に育てられているのですね。
食肉はストレス度合いや環境によっても、味が変わるという話もよく耳にします。

その中には、もちろん環境だけでなく、豚肉の旨み成分の分析や管理など、科学的な視点も含まれています。

串揚げにしても分かる美味しさの違い

美味しいお肉も、衣を付けて揚げてしまうことで、他のお肉との違いが分かりにくくなってしまうのではないか?
と心配される方もいるかもしれません。

そこは串揚げの老舗、六波羅 青山の腕のみせどころです。
ラードをメインにブレンドした油で、一番美味しい温度と火の通り方で揚げ、目の前からすぐにお出しするスタイルなので、ぎゅっと閉じ込められた豚肉の旨みと、柔らかな食感をダイレクトに感じることができます。

油の質や揚げ方でもかなり変わってくるのが、本格的な串揚げです。

そのため、上質な串揚げ店は、一本ずつ揚げて提供する、というスタイルをとっていたりします。
六波羅も1982年の創業から、このスタイルです。

六波羅の豚串揚げの美味しさ

以上、六波羅の豚串揚げについてご紹介しました。
的確な科学的視点と、豚の品質のために徹底して作られた良環境、そして老舗で職人が培ってきた、串揚げとしての調理技術。

これらが合わさって、六波羅 青山の人気メニュー、「豚肉の串揚げ」の美味しさが作られています。

ぜひ一度、その柔らかな食感と、豚肉の旨みをお試しください。

※ご準備しているメニューは、その日の仕入れや素材の鮮度・状況によって変動がありますので、こちらお召し上がりになる場合は、事前にご確認をお願い致します。
※農場の写真はイメージです