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「串揚げ」とは、お肉だけでなく、様々な素材を調理したものに串を刺して、揚げるお料理です。

六波羅 青山では、日々厳選した素材を仕入れ、おばんざいのように京風の味付けに調理し、それを串揚げにしています。
その素材は多種多様。
定番から珍しいものまで、色々な串揚げをご提供しています。

今回はそんな六波羅 青山の串揚げの中から、こちらも串揚げの定番でその独特の食感がクセになる「子持ち昆布」の串揚げをご紹介します。

コアなファンも多い、子持ち昆布の串揚げ


子持ち昆布の串揚げを扱っている串揚げ店は多くあります。
その絶妙の塩味と、プチプチ食感と、串揚げのサクッとした衣が、心地よい食べ応えで、ファンも多い具材です。

中でも当店、六波羅 青山の子持ち昆布串揚げは、下味で独自の京風味付けをしています。
また、目の前で一本一本揚げるスタイルで、揚げたてを食べられるため、サクッとかじると、プチプチ食感はもちろんのこと、ほどよい塩味と昆布の旨みが感じられます。

そもそも子持ち昆布とは何か?


さて、そもそも子持ち昆布とは何でしょうか。
ほどよい塩加減とプチプチとした食感は好きでも、そういえばモノは何だろう?という方も多いかもしれません。

そんな子持ち昆布、その実態は数の子です。

数の子は、お正月のおせち料理でもおなじみの、ニシンの卵。
昆布と数の子が一体となった素材が、子持ち昆布なのです。

そして、ニシンは産卵時にぶつかってきたものに卵を産む性質があるのですが、
その性質を利用して、産卵時のニシンに昆布をぶつけ、昆布に卵を産み付けさせることで、子持ち昆布になります。
昆布がその子供を持っている、という訳ではないのですね。

・「数の子」は演技の良い食材
さらに、塩数の子は高級品で、縁起の良い食べ物とされています。
その理由は諸説ありますが、卵がたくさん集まっているため、子孫繁栄の象徴として演技がよい、という説があります。
それもあって、年始のおめでたい時に食べるおせち料理にも入っているのですね。

味わい・食感・演技の良さ、三拍子そろった子持ち昆布の串揚げ


昆布の旨みと数の子のプチプチ感がクセになる、子持ち昆布。
カラッと揚げて串カツにすれば、ぎゅっと凝縮された旨みがたまりません。
串揚げ店でファンが多いのも納得ですね。

また、その食感から、お酒の肴としても相性がよく、ビールやハイボールはもちろんのこと、日本酒や焼酎にもよく合うのが特長です。
暑いときにビールをぐいっと飲みながら。また冬の寒い時期には日本酒をちびちびやりながら。
是非プチプチ食感をお供に、お酒も一緒に楽しんでみてください。

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※ご準備しているメニューは、その日の仕入れや素材の鮮度・状況によって変動がありますので、こちらお召し上がりになる場合は、事前にご確認をお願い致します。